一週間が経ちました。
母が退院して 一週間が経ちました。
この一週間は 一喜一憂
いや、七喜七憂
毎日 喜んだり 胸が痛かったりしました。
初日から頑張った母は、頑張りながらも 現実の厳しさに直面していたようです。
美容院に行った日の夕方、兄が帰る前に 母は
「こんな身体になってしまったことが悔しい」と泣いたそうで。
兄からのメールには このことからの母への気遣いだったとあとから知りました。
その翌日、浴室のシャワー椅子が届き
母がシャワーを浴びたらしいのですが
一人で上手く出来なくて 父の前で泣いたと電話がありました。
父は、「俺がなんでも手伝ってやると言うのに お母さんは一人でやろうとして 出来ないと泣くんや」と。
二人ともの気持ちがわかるから
胸が痛くて。
昭和男の父ですが
母がこうなってからは 本当に優しいのです。
二人で自立していきたいと 考えてくれています。
でも父も81歳
やっぱりしんどいと思うので 父の気持ちを支えなくてはいけないと思います。
週末、母のものを買わなくてはいけなくて 父と買い物に行く予定でしたが
母も連れていくことにしました。
調べると最近ではどこでも車椅子の貸し出しをしているのですね。
家から出るのも、車に乗るのも とても大変なのだけど
やってみると ひとつひとつ経験になるので 出来るようになっていくのを実感しました。
ホームセンターにいって
家具やさんにいって
イオンモールにいって。
障害者スペースに駐車して
車椅子を借りにいって
買い物して、また車に母を乗せて
車椅子を返しに行く。
出来るのかな?と思ってたうちは
不安だったけど 何度もやれば 母もコツをつかんできて 早くなっていく。
イオンモールでは お昼御飯も食べましたが
お店の方々が とても親切にしてくださり有り難くて。
左手でお箸をもち お刺身も 小鉢の和え物も ご飯も上手に食べていました。
はたからみたら 左利きの人に見えるほどで。
二人とも 好物を食べながら
美味しい美味しいと。
父もかなり嬉しかったようで
ご機嫌でビールを飲んでました。
「お前がホントに忙しいのはよくわかってるけどな。
2ヶ月に一度くらいでいいから 今日みたいに出掛けような。」と言われました。
毎月ではなく、2ヶ月に一度。
気を遣ってくれてるのが 逆に申し訳なくなりました。
自力で浴槽に入るのは危険なので
入浴は週二回デイサービスに通うので
下着や洋服を買いたいと言うので
それも自分で選び 満足そうでした。
前日に泣いたと言っていたので心配してましたが 外に出たのが 気晴らしになり 自信を少しずつ取り戻せてるようなので 私も少し気が楽になりました。
CO・OPさんの夕食の宅配も始まりましたし
買い物の個配も始まって
生活のペースも出来てきました。
デイサービスに、訪問リハビリ
案外忙しい毎日です。
昨夜も顔を出しましたが
数日で また家の中が 新しい生活スタイルの仕様になってきてました。
二人で工夫して やっているようです。
介護認定も決まり 要介護1になり
様々なサービスの利用も可能になりました。
ケアマネージャーさんと連絡を取り
母の生活が少しでも 元のように出来るように考えてあげようと思います。
仕事があるので 直接世話をしてやれないのですが
二人が少しでも快適に暮らせるように
アイデアをだしたり ものを揃えたり 外部の連係を取ったり。
二人を見ていると
自分達のことをするのは それほど苦でもないらしいのですが
新しいことをしたり 考えたりが 思う以上に負担の様子です。
二人が楽しく暮らせたら
自分も楽ですからね。
上手くやっていければ良いなと思います。
0コメント